黄連(オウレン)

キンポウゲ科

使用部位

オウレンの細かい根を取り除いた根茎を乾燥させたもの。

特徴

キンポウゲ科の植物で、草丈は10センチ前後、小さな白い花をつけます。

作用

炎症をしずめる働きがあり、胃腸炎や胃潰瘍、それによる嘔吐、口内炎、下痢に効果的です。そのほか、精神を安定させる作用もあります。

メモ

オウレンという名前は、黄色い根茎が節状に連なることに由来しているといわれています。そのオウレンの根は、草木染めの黄色の染料としても使われます。