菊花(キクカ)

キク科

使用部位

キクの花を乾燥させたもの。

特徴

花の色はさまざまですが、花の色が白または淡黄色のものが、生薬として使われます。

作用

炎症を鎮め、熱を下げる作用があります。眼の充血、かすみ目、風邪の初期症状や頭痛に効果的です。

メモ

中国では2000年以上前から薬用として栽培され、生薬のほか菊花茶として親しまれています。菊花は、清(しん)の西太后(せいたいごう)が使っていた処方集にも、肝機能を補い、目を明らかにすると記されています。