今田屋内科 今田屋 章先生

漢方医

今田屋内科

今田屋 章(いまだや あきら)先生

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    現在の状況とは異なる場合があります。

当院では、ほとんどの治療において漢方を第一の選択肢としております。盲腸炎や脳卒中・心筋梗塞等の急性疾患、交通事故などの緊急を要するものには対応できませんが、それ以外の殆どの疾患を診ております。例えば、漢方は糖尿病などにおいて、血糖それ自体を下げることには弱い面があります。ところが、糖尿病が原因で起こる合併症の網膜症や神経症、腎症などには大変有効なのです。ですから、血糖を下げる必要がある患者さんには、直接血糖を下げる効果のある西洋薬を使いながら、漢方で合併症を予防する治療を行なっております。高血糖よりもその合併症が怖いのです。

そうですね、リウマチのような原因不明の疾患や、アレルギー、各種慢性疾患、不定愁訴、更年期障害、それに、加齢からくる高齢者の疾患を多く診ております。慢性疾患も原因のよく分からないものが多いですね。漢方では原因不明の病気にも対応できます。年齢や性別に関係なく、あらゆる症状の患者さんを診ております。

若い女性に多いのは、冷え性ですね。夏でもエアコンなどのために手足の冷えを訴える方がおります。それからアトピー、月経痛を訴える方も多いですね。冷え性に有効なのが、当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ)です。この薬は特に、手足の冷えに有効で、霜焼けなどにも効果があります。冷え症にもさまざまな症状がありますが、そんな中でも有効なのが、このお薬です。

漢方にもいくつか胃に障るお薬があります。通常漢方は、食前、食間に飲むのが原則ではありますが、胃腸が弱そうな患者さんには、食後に飲んでいただくようにお話することがあります。

気分転換にハイキングを、月一回ぐらいで計画しております。ですが、なかなか行けなくて、計画倒れになることが多いですけどね…信州や、夏場は高い山の涼しいところに行きます。旅行が好きなのでハイキングも兼ね、秘湯巡りなど、静かであまりまだひとに荒らされていないところを探して、歩きまわっております。歩くのがとても健康に良いのです。車ですぐ行けるような所は秘湯ではないですね。

お肉類は、あまり食べません。食べるにしても、野菜炒めの中のお肉ぐらいでしょうか…基本的には、魚中心です。結婚式などでお肉料理が出る場合は食べますが、自ら好んで食べることはありません。

ハハ!!それはですね、漢方を飲んでいるからですよ!人間は年齢とともに、生命活力と生殖活力が衰えてきます。漢方の世界では、「腎虚」といわれております。肉体の変化としては、骨が弱くなったり、歯が抜けたり、髪が薄くなってきたり、目が悪くなってきたりします。それらはいわゆる老化現象ですが、漢方によってそれらの症状を緩和することができます。「腎虚」の症状には、八味地黄丸(ハチミジオウガン)が有効です。

それから、もうひとつ「瘀血(オケツ)」がありますが、これは血の巡りが滞ることによって、さまざまな症状が出てきます。例えば、目の下にくまができたり、顔にしみが増えたり、歯肉や唇が暗赤色になったり、月経痛や手のひらが赤みを帯びるなどの症状が伴います。「瘀血」の症状には、桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)が有効です。40歳を過ぎたら、この両方の薬を飲んでおくと、老化から来る、将来起こりうるであろう病気を未然に予防・緩和することができるというわけです。結果として、若さを維持することにつながります。

40歳過ぎると、「腎虚」・「瘀血」の両方の症状が出てきますから、両方飲んでも問題ないでしょう。

大きなテーマですね…そうですね、二つほどあります。ひとつは、難病といわれる原因不明の病気がありますが、この内のひとつでも、これで治る!という漢方治療を探し出して、極めたいです。もうひとつは、古典を勉強し直したいですね。漢方の古典といわれる中国の医書「傷寒論」のようなものを…漢方を30年以上追究してきた集大成として、自分なりの「傷寒論」を作り上げてみたいです。

先生の略歴ご紹介

今田屋 章(いまだや あきら)先生
今田屋内科 院長
医学博士

昭和46年 千葉大学医学部卒 同第二内科入局
昭和49年 柏戸病院内科医長
昭和55年 富山医科薬科大学和漢診療部講師
昭和59年 富山県立中央病院和漢診療科部長
平成5年11月 今田屋内科開院

所属学会・認定医など:
日本東洋医学会専門医・指導医・評議員
日本内科学会認定医
日本リウマチ学会認定医
和漢医薬学会評議員

 

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