牡丹皮(ボタンピ)

ボタン科

使用部位

ボタンの根の皮を乾燥させたもの。

特徴

ボタン科の低木で、春には、白や紅色などの大きな花を咲かせます。

作用

血行を促進する働きがあり、月経痛、頭痛、腰痛などに効果があります。また、ほてりを鎮め、熱を下げる作用もあります。

メモ

「立てばシャクヤク、座ればボタン、歩く姿はユリの花」といわれるように、美しさの象徴として表現されるボタンの花。「座れば・・・・・」というのは、ボタンが低い位置から枝分かれし、横に広がる低木だからです。シャクヤク、ボタン、ユリは、いずれも婦人病の生薬として使われています。