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黄柏(オウバク) ミカン科

使用部位 キハダの樹皮を乾燥させたもの。
特徴 ミカン科の高木で、幹の直径が1メートルをこえるものもあります。
作用 胃の働きを高め、炎症を抑えることで、胃腸炎や下痢を改善します。さらに湿布薬として、打ち身やねんざ、関節炎にも使われます。
メモ キハダの樹皮は、日本でも古くから胃腸病の民間薬として利用されてきました。なかでも、奈良県吉野地方に伝わる「陀羅尼助(だらにすけ)」は有名で、この名前は、僧が陀羅尼経を唱えるときに、苦いキハダのエキスで眠気を冷ましていたことからついたそうです。
写真:黄柏
 
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