大黄(ダイオウ)

タデ科

使用部位

ダイオウの根を乾燥させたもの。

特徴

高さ2~3メートルになるタデ科の植物。黄白色、赤紫色の小さな花が密集した円すい状の花房をつけます。

作用

便通をよくして便秘を改善。さらに胃腸の炎症を治したり、血行をよくしたりする働きもあります。

メモ

昔から、将軍の異名を持つほどの強い薬効で知られる大黄。1200年以上も前に中国から日本に渡った大黄が、奈良の正倉院(しょうそういん)に現在も残されていて、その薬効は今でも失われていないそうです。