陳皮(チンピ)

ミカン科

使用部位

ウンシュウミカン、キシュウミカンの成熟した果皮を乾燥させたもの。

特徴

高さ4~5メートルの木で、春に白い花を咲かせ、秋に実をつけます。

作用

胃腸を調整し、おなかの張りを改善します。せきを鎮め、たんを取り除く作用があり、風邪の妙薬としても知られます。

メモ

古くは中国から日本へ伝わり、鹿児島県で品種改良されました。ウンシュウという名前は、 中国浙江省温州(せっこうしょううんしゅう)からの伝来説や出雲(いずも)の国(島根県)に由来する説があります。