大棗(タイソウ)

クロウメモドキ科

使用部位

ナツメの赤い実を乾燥させたもの。

特徴

高さ10mほどまで成長するクロウメモドキ科の落葉樹で、黄色い小さな花をつけます。

作用

気を補い、胃腸の調子を整えます。精神を安定させて不安感やイライラを鎮めます。

メモ

日本最古の薬物書『本草和名』にも登場するナツメ。夏に芽を出すことからこの名がついたといわれています。日本や中国ではもちろんのこと、インドの伝統医学アーユルヴェーダでも、ナツメの実が治療に使われています。