茯苓(ブクリョウ)

サルノコシカケ科

使用部位

マツホドというきのこの菌核(きんかく)を乾燥させたもの。

特徴

サルノコシカケ科のきのこで、マツなどの根に寄生します。カサはなく、丸いかたまりのような形をしています。

作用

胃腸の働きを促進して、食欲不振、消化不良、むくみなどを改善。精神を安定させる作用もあります。

メモ

サルノコシカケ科のきのことしては、霊芝(れいし)が有名ですが、生薬としては茯苓(ぶくりょう)のほうが一般的です。美容成分としても注目されていて、有効成分の多糖類に保湿効果があるほか、中国では美白の妙薬として使われています。